今度の日曜日 硬筆書写技能検定を受検します。
硬筆書写技能検定(こうひつしょしゃぎのうけんてい)は、一般財団法人日本書写技能検定協会が実施する硬筆書写の技能検定である。文部科学省後援。(ウィキペディアより)
私が受けるのは 6月の4級に続いての3級。
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3級(中学校卒業程度)
硬筆書写一般の技術及び知識をもって書くことができる。
実技 速書き
漢字10字を書く(楷書・行書)
縦書き
横書き
はがきのあて名
掲示文(横書き)
理論 漢字の部分の名称
常用漢字の楷書の筆順
草書を文中で読む
誤字訂正
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で、一応3級合格から履歴書に記載することができるとのこと。
なじみ深い英検や漢検と同じくらいの難易度と思えばいいのかな?
行書文字を書かなくちゃいけない事が大変だなぁと思っていたんですが、それよりも 試験冒頭にある「速書き」の実技。これが苦手。
3級ではおよそ125文字の文章を 1分間の黙読の後、4分で横書きで書かなくちゃいけません。
字の美しさよりも、とにかく時間内に全ての文字を書ききることが重要だそうで、書ききれなかった場合や 誤字、脱字があれば大きく減点されるそうです。
受検申込みと同時に 過去問題が掲載されているテキストを買って練習していたんですが、1問だけどうしても時間内に書ききれないものがありました。
それがこちら。
「徒然草は、作者である兼好法師が自身の経験から得た考えや逸話などを書き綴った、244段から成る随筆です。清少納言の「枕草子」、鴨長明の「方丈記」と並び、日本三大随筆の一つでもあり、作者の生涯や四季の美が書かれており、連綿と読みつがれてきた古典文学です。」
他の問題文よりも漢字が多い事もあり、私は4分で書ききることができませんでした。
何度か書いて文章をある程度覚えてから書いてみても、わずかにオーバーしてしまいます。
TWITTERで「書けないです~~~!!!」と泣きついたら
「ボールペンと下敷きを替えてみると書きやすい物がみつかりますよ」
そして
「とにかく字が汚くても気にせず、殴り書きして間に合わせて!!」
とのアドバイス。
ペンの光などでは 細いボールペンが気に入って0.3で書いていたんですが、太いペン先の方が早く書けるだろう、といろいろ試してみて、
一番良かったのが「ゼブラ ブレン0.7」です。
ブレンのコンセプトは「ぶれずに書けるからストレスがない!」が1番なんですが、エマルジョンという 油と水(水性ジェル)が7:3の割合で混合した状態で安定・維持することで、今までにないなめらかな書き味と鮮やかな濃さを持つボールペンというのが 書き味に大きく影響している気がします。
これで書いてみると・・・おぉぉ!!自分比1.2倍速で書けるじゃないですか!!!
そして、思い切って殴り書きでトライしてみたら・・・
余裕!!!!ではなかったですが 3分40秒くらいで書ききることができました。
いざ本番になると 絶対に手が震えてしまうんですが(4級の時自分でもびっくりするくらい震えて、最初の1行くらいはヘロヘロの文字しか書けなかった)、もうちょっと書きこんでコツをつかめば なんとかなるんじゃなかろうか。
TWITTERの先輩方 本当にアドバイスありがとうございました。
でもね、殴り書きばっかりで練習してたら、今までそこそこの文字で書けていたものまで、めっちゃ速書きしちゃうようになってしまった。
ちょうどよい速度が難しい。
これについても先輩からのアドバイスで、黙読の時に 1/3ちょいくらいの所に目安をつけておいて、秒針つきのアナログ時計で 1分で書けるようにする練習をするとよいと。
さっそく帰りにホームセンターで腕時計買おう!