硬筆書写技能検定 2級を受けてきました。
準2級を6月に受けて、多分ギリギリで合格できた私。
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2級を受けるにあたっては、しっかり草書の勉強をしておこうと思ったのに・・・
申し込みをしたことすら忘れていたのと、
猫が増えたり、猫が増えたり、動物病院に通ったり、その他諸々で、
受検の為の勉強をしたのは正味5日間!
◆準2級と2級で違う所◆
1.第一問 速書き問題の文字数が多くなる
2.第二問 準2級は枠内に書けばよい所が 2級は1行にきちんと収める必要がある。
3.第五問 手紙の文章の量が多くなる。
準2級ではだいたい6行、2級になると7行と1行分増える。
4.理論問題
・準2級にはなかった 「旧字体と書写体を常用漢字に直す」が2級にはある。
・複数の書き順の有る文字が増える。
■実技については、なんとかなるだろうという甘い考えてほぼほぼ練習ゼロで臨みました。
が、速書き問題では緊張で手が震えるし(4級から始めて、4度目の受検なのに慣れない)、時間内に書ききらないと!!!と焦って、超チャラ字を殴り書き。
結果 1分以上余らせてしまった(-_-;)
楷書と行書を1行におさめる第二問では、レイアウトがぐずぐずに・・・。
これきっと かなり減点されるんだろうなぁ(^_^;)
第4問の楷書での横書き問題は・・・文字の大きさバラバラ、行末揃わず。
第5問 手紙文章は つい連綿を書いてしまって失敗した(T_T)
第6問の掲示文問題は ちょっと字粒が小さかったかなぁ。
■理論問題では 旧字体・書写体の問題で直前に確認した文字が2つあって超ラッキー!!
と思ったけど、それ以外は自信を持って回答できたのはわずか・・・。
私の回答の順番は
1.速書き(←これは全員一緒)
2.理論問題
3.2~6問を順番に
掲示問題のレイアウト線をめちゃくちゃ丁寧に消して、
消しカスを集めて、
全ての問題を 誤字脱字等ないか見直して、
30分前に退室しました。
前回の準2級の時は 理論問題の草書がちんぷんかんぷんで焦って、
それ以降の2問~5問目で誤字を3つもやらかしてしまって、
「あ~~~絶対落ちた!!」
と思っていましたが なんとか合格。
この時は50分ほど 時間を余らせてしまいました(^_^;)
今回は、理論問題であまり焦ることなく(自信のない答え多かったけど)、
残りの実技の問題を落ち着いて取り組むことができたのは進歩です!!!
◆消しゴム◆
私が受けた会場では 3人掛けの長机に2人で座るんですが、
消しゴムをかけると机ごと揺れるので、結構気をつかいます。
私は先に掲示文の問題を書き上げましたが、隣の人が書きあげて下書きのレイアウト線を消すタイミングまで待って、一緒に消しました。
そして・・・
けして几帳面とかじゃないのに、自分の消しカスを床に落としたり、机の上に置いたままで帰るというのは嫌で、
筆箱の中にしまって持って帰りました(^_^;)
まとまる消しゴムだと 消しカスが大きな塊にできるので、そんなに面倒じゃありません。
このMONOのダストキャッチは ごしごしこすらなくても 一定方向にすーーっと滑らすだけで結構消えるし、消しカスも黒くて塊になってくれるので、用紙上のカスを払うのも楽ちん♪
◆定規◆
前回の時も思いましたが、長い定規を持ってきていない人が結構いるようで、
「これ便利ですよ~~!」と教えてあげたかった 方眼付きの30cm定規。
目盛を打つことなく平行線がどんどん引けるから、レイアウトの下書き線があっというま!!
まぁゆっくり書いても、2級までは時間余っちゃうんですけど、気持ちの余裕が私の場合できるので、この定規は欠かせません♪♪
◆使用ペン◆
私用したボールペンはブレンの0.7mm。
4級受検の時に いろんなボールペンを試してみましたが、私にとってこれが一番力が入りすぎず、速く書く事ができました。
2問目以降は速く書く必要はなくて、エナージェル0.4mmを今まで使っていたんですが、
今回はすべてブレンで。
いろんなボールペンを試してみるのがいいですね。
第六問の掲示文では パイロットの「パーマネントマーカー」中字丸芯 を使いました。
ペンの光の掲示文部では コピックを使っているんですが、検定の時はコピックを使うのはちょっと怖くて(残量が分からなかったり、先端の状態によっては画数の多い「講」(←大抵ある)の字がつぶれてしまうので、普通の油性マーカーにしています。
そして私はすごく小心者なので 全てのペン類、消しゴムまで全部2個ずつ持っていきました。
試験前の説明で「道具の貸し借りはできません」と言ってますしね。
◆合否◆
封筒で結果が送られてきますが、中を開けなくても合否がわかります。
大きい封筒:合格の賞状が入っているため A4サイズの封筒で届く
小さい封筒:残念ながら不合格
今回自己採点では 合否46???
ちょっと理論問題勉強不足過ぎて 自信ナシ。
実技問題も レイアウト等 かなり難あり。
準2級に比べると 採点も厳しくなるだろうし、合格のボーダーラインのちょっと下あたりなんじゃないかなぁと思っています。
※参考(書写検定公式ページによる)
・準2級 実技 445点以上/600点満点中 理論 285点以上/400点満点中
・2級 実技 475点以上/600点満点中 理論 295点以上/400点満点中
こうして比べると トータル40点も!!準2級に比べると必要になるんですね・・・。
これはヤバいなぁ(^_^;)
ちなみに合格率は 50%を少し切るくらいのようです。
(年度等によって変ります)
もしラッキーなことに2級が合格していたとしても、
準1級になると 今度は草書を書かなくてはいけなくなります!!
読むだけでも「無理~~」覚えた端から忘れ去ってしまうような状況なのに、何が出るかわからない文字を書かなくちゃいけないなんて!!!
そして 合格率は一気に2割に落ちます。
そして最高位の1級の合格率はわずかに1割!
しかもほどんどの人が1度では合格できず 複数回受検してのこの合格率。
そう思うと1級を取られた方って・・・本当にすごいのね。
とりあえず・・・
ペンの光の「漢字部」で書いた草書くらいは 忘れずに書けるように復習していかなくちゃ。